ギックリ腰は椎間板ヘルニア・
坐骨神経痛への入り口です。
一度でもギックリ腰を起こした経験の
ある方の骨盤はズレを起こしてその形は
残っています。
更に背骨もその骨盤のずれに合った
形に湾曲しています。
この状態で次に予想されるのが椎間板
ヘルニアと坐骨神経痛の発症です。
一度でもギックリ腰を経験している方の
骨盤は関節のズレが残っているため
仙腸関節の動きが正常よりも制限されて
いて、身体が硬く感じているものと
思います。
背骨も正常な形ではなくなっていて、
この場合も動きが制限されています。
関節は正しい位置にある時は可動性が
十分にありますが、変形していると
本来の動きができません。
関節本来の回転軸が狂っているためです。
この状態でトレーニングやストレッチ
をすると関節をさらに傷めることに
なります。
つまり一度でもギックリ腰になると
そのあとは非常に悪化しやすい状態
になっています。
その状態でいつもと変わらない身体の
使い方をすることで、骨格にとっては
オーバーワークとなり、日々積み重な
った結果次のギックリ腰を招きます。
腰椎3番~5番の湾曲が強くなり、
椎間板の髄核が押し出され
ヘルニアを発症します。
当店のお客様を見ている限りとても
多いパターンのように思います。
更に腰椎に横方向のズレが加わった
場合は坐骨神経痛も同時に発症すること
も珍しくありません。
ギックリ腰、椎間板ヘルニア、
坐骨神経痛が同時に暴れている身体は
想像を絶する苦痛です。
ギックリ腰を発症した時点をひとつの
目安にして、一度骨格をリセットする
ことでこのような絶望的な事態は
避けられます。
手入れの先延ばしは重症化を招きます。
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