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痛い時にやってはいけないストレッチ

(この内容はすべての方の結果をお約束するものではありません)

一般的に誰もが信じて疑わない腰痛対策とされることです。

特に大殿筋やハムストリング筋群を柔軟にしたくて行う “前屈のストレッチ” をするにより、腰痛は更に悪化を続けます。

 

数十年もの間、言われるがままに一生懸命に努力した結果、ついに側弯症を発症した方が後を絶ちません。皆さんまじめで疑うことをしない方ばかりです。

 

実際に今現在も腰痛でストレッチを続けている方効果があるのかどうか考えてみてくさい。

本当によくなっている実感がありますか。

 

もしかしてかえって悪化しているのではないかと思います。それが実態です。

 

ではなぜこんなことが起きるのでしょうか。

 

まず第一に、整形外科や接骨院などの国家資格のところでは「腰痛は80%以上が原因明」と公言しています。発生原因はわからないので痛みだけでも取りましょう。→湿布、鎮痛剤の処方が中心の対処になります。

 

第二に身体が硬くなるので筋肉を柔軟にすることを考えます。

この時体が硬いのは筋肉疲労と単純に結論付けてしまうためにとんでもない悲劇が始まているのです。 

つまり原因を理解しないで痛みだけを軽くしようとすることが間違いのもとなのです

 

<腰痛とはいったい何なのか>

腰に痛みがあるときにはそこの何かの問題があることのサインなのです。

原因不明論にこだわる人たちはここで “筋肉疲労” を原因として挙げます。

でも疲れていない場合でも痛みはいっぱいありますし、寝すぎると余計に悪化をします。

 

身体が硬い・痛いのは骨格の歪みがその原因の大部分と言えます。

 

関節は正常な形では十分な可動域があり何一つ問題はありませんが、痛みを伴うような歪みが起きると関節固有の回転軸がずれて可動域が著しく減少します。

 

医歯薬出版株式会社 Thomas C.Michaud著 臨床足装具学」P7.参照

つまり動かなくなりますので自覚症状としては “筋肉が硬い” ことになります。

<どんな症状になるのでしょう>

あるときに激しく歪みが進行することがありそれが ”ぎっくり腰“ で、この時に体の状態は大きく変化をします。

  

この時に物理的に動けない関節を無理に動かすことがどれだけよくないのでしょうか。

 

まず、その関節は壊れてわずかな動きでも苦を伴います。周辺の関節も限界を超えた動を強要されますので非常にストレスをかけることになり周囲の筋肉や靱帯組織に炎症を起こし、痛みを引き起こします。

もう一つ多くの方が実感されていることと思いますが、確かに下半身のいろいろな筋肉が硬くなります。その場所は股関節周りから太腿・ふくらはぎ・すね・足まで脚部の筋肉のどこででも起きます。

股関節痛などと呼ばれるのもこの状態です。

 

これは背骨の腰の部分からは下半身のすべての筋肉に神経が行き渡っていますが、この神経にずれた背骨が当たっていると張りや痛み・しびれを起こします。

 

代表的なものが坐骨神経痛と呼ばれるもので、軽い時は重だるさの場合もあります。

また同様に内臓諸器官の働きも著しく低下しますので便秘など様々な原因不明とされ問題が起こります。

 

このように決して筋肉疲労ではない原因で起ていますので、その原因を取り除かなけれ決することはなく、どんなに一生懸命にストレッチをしても悪化する一方です。

 

長期間にわたり継続することでついには側弯症などを引き起こすことになり、間違った対処を続けることにより取り返しのつかない結果を招きます。

当院ではこのような技術を身につけていただける方を募集しています。

興味のある方はお問い合わせください。